コカリナ工房日記

「コカリナ工房森の精」の日記です。ホームページでお伝えできない日々の出来事などを綴ります。 コカリナは登録商標です。このブログは日本コカリナ協会の許可を得て運営しています。

やっと入手できた黄楊材

ピアノの構造のお話で恐縮ですが、
ピアノの弦(ミュージッキワイヤー)の振動を共鳴板に伝える枕の役割を担う駒という部材があります。
弦振動を余すところ無く伝えるために駒の材料も厳選されます。
楓材が使われることが多いのですが、コンサートグランドピアノのように
表現力をより求められる高級ピアノに使われるのがこの黄楊材です。
なかなか成長が遅い樹種ですので、必要な太さの木は高額です。

その黄楊をやっと手に入れて第一号が完成しました。

tsuge.jpg

年輪幅も密でずっしりとした重さがありますが加工はし易い木です。
木口の綺麗さでお分かりいただけると思います。
芯のある澄んだ音色・ダイナミックレンジの幅の広さ、音程感、どれをとっても満足です。
材料は僅かですがラインナップに加えます。
  1. 2010/07/28(水) 12:57:05|
  2. コカリナ
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コカリナの海

先日、福島県のあるお母さんからお電話を頂きました。
「イタヤカエデ」のコカリナはありますか?という内容でした。
「加工の前段階まで製材したイタヤカエデがありますよ」とお答えすると
それで作ってくださいとの事でした。

itayakaede2.jpg

「この樹種を指定する何か訳がおありですか?」と質問すると
小学校4年生のお嬢さんが図書館から借りて読んだ「コカリナの海」に感動して
自分も吹いてみたいとおっしゃったんだそうです。
長野オリンピクのときに、スキーコース整備などのために伐採されたイタヤカエデの木からコカリナが作られました。そのコカリナをコカリナ奏者の黒坂さんが志賀高原の麓にある山之内東小学校に寄贈され、生徒さんみんなが地元の木で作られたコカリナを演奏出来るようになり、伐採された木が笛になって生き続け、人の心に安らぎを導いているというお話をテーマに展開する「コカリナの海」は、以前読書感想文の課題図書にも選ばれた本です。

昨日お送りしたイタヤカエデのコカリナは今日の午前中に届く予定です。
主人公のゆいちゃんと同年代のお嬢さんが気に入ってたくさん吹いてくれるといいなと思っています。

itayakaede.jpg
  1. 2010/07/24(土) 08:27:38|
  2. コカリナ
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バリトン製作

今日は依頼を受けているバリトンの製作です。
桑・やまなし・カヤの3本です。

バリトン

真ん中のヤマナシですが上のほうににじみが見えます。
これは中を刳り貫くときに、焼け焦げないようドリルビットにグレープシードオイルを塗っているのですが、
それが染み出したもので、仕上げ段階で処理を行いますのでご安心を。

kayahoka.jpg

まず右端のカヤが完成しました。今日18日にお納めしますので他の2本は未完成ですが
この3本が揃うことはもうありませんので一緒の記念撮影です。

そして引渡しの状態に収まりました。


CIMG0380.jpg
  1. 2010/07/15(木) 11:48:07|
  2. コカリナ
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緑の風の音楽会

宮城県大崎市を中心に活動するフォークグループ「めだかの兄弟」を主催する菊池さんが経営する喫茶店
「緑の風の物語」の5周年を記念して7月の週末に7回の内容で行われる音楽イベントにお招きいただき今日出演してきました。

17時半、まだ明るい中での開演です。
余り馴染みのないコカリナですので、まずは伴奏なしで「ふるさと」から入りました。
以前黒坂さんから、ふるさとはすこしキザな位タメを作って演奏した方が良いよとアドバイスを受けていましたので、それを忠実に守って演奏しています。

PIC_0363.jpg

今日のプログラムは
    ふるさと・もののけ姫・コカリナの風・きつつきポルカ・
    浜辺の歌・大きな古時計・見上げてごらん夜の星を・母なる川
    


今回もコカリナは初めての方がいらっしゃいましたので、飛び入りできらきら星に
挑戦していただきました。

PIC_0357.jpg

ちょっと肩の力を抜いていただいているところです。
さすがにフォールソングのリードボーカルだけあって、すばらしい勘の良さでした。
最初だけポイントを説明したら、すいすい最後まで行ってしまいました。
会場からは大きな拍手。コカリナ仲間のベテランの方からは「すごいねー」と感嘆の声!
変わっていただこうかと思ったほどでした。

PIC_0339.jpg
           (弾き語りのようで好きな写真です)
  
その後は色々な質問なども出て、和やかに進行していきました。

PIC_0349.jpg


最後に「母なる川」を演奏し、アンコールにお答えして宮沢賢治さんの作詞作曲になる
「星めぐりの歌」をお聞きいただきお開きとさせていただきました。




  1. 2010/07/10(土) 20:53:20|
  2. コンサート
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児童館での演奏

昨日は宮城県登米市にある宝江児童館にハンガリーの風で伺ってきました。
ギターの大場さんはお休みでキーボードの鎌田さんと私とで演奏をお聞きいただきました。

07092.jpg

プログラムは、
       きつつきポルカ・コカリナの風・さんぽ・もののけ姫・ドレミの歌・
       カントリーロード・大きな古時計 でした。

昨晩はジブリシリーズの「耳をすませば」の放送がありましたね。それをお伝えしながら”カントリーロード”
を演奏しようと鎌田さんのアイディアでした。

途中、「もののけ姫」の演奏中に突然私の姪のお子さんの美咲ちゃんが泣き出しました。
何か悲しい思い出でもあったかなと心配で後で聞いてもらいましたら、感動して泣いてしまったとの事でした。
感受性の強い子供さんの心に届く演奏をしっかり行っていかなければと思ったしだいです。

終わってから、心のこもった感謝状をいただきました。
とても嬉しいものですね。

0709.jpg










  1. 2010/07/09(金) 20:07:48|
  2. コカリナ
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再び久慈市へ

昨年6月に岩手県久慈市中央公民館でコカリナの自主講座が始まることで相談を受け
導入の手ほどきの応援に伺いました。
その時の修了生でコカリナサークル「しおさいの会」が発足し、今年の2月には
市民生涯学習の集いにも参加して演奏を披露されました。

4月からは公民館のサークルとして活動も始まり、市の広報で新たな参加者の募集も始まりました。
公民館の方針で、各サークルの皆さんが新たな入会者を指導して、自主的にサークル活動を運営する
システムをとっているそうです。

今回6名の方が参加されると言うことで、今回も応援に伺いました。

コカリナの歴史・音程が悪いと言われないようにする留意点・タンギングや腹式呼吸など吹く時のポイント・ロングトーンなど自宅練習の仕方を資料をお渡しして説明致しました。

kuji07062.jpg


そして実際の音出しです。
吹ける楽しさを早く味わっていただこうとの思いから、浜千鳥・めだかのがっこう・きらきら星の3曲を
用意してました。
全て指使い記号の付いた楽譜です。人差し指や中指を主に使うきらきら星ですが、最初は左右の指を間違えたりで「あれれ?」という感じでしたが、慣れてくるとちゃんとした曲になりました。
欲張りすぎて3曲全部をやってしまいましたが、ご自宅に帰ってから自分のペースでゆっくり
確かめながら復習していただければ大丈夫と思いました。

kuji0706.jpg

10月にはサークルの主催でコカリナの第一人者、黒坂黒太郎さん周美さんのコンサートも具体化していて
会場になる素敵な教会も案内していただきました。

途中の葛巻町ではワイナリーに立ち寄って地元産のワインを、また牧場も有名ですので乳製品の販売所も見つけて
いろいろゲット。
活発な久慈市から北東北のコカリナが広まっていくことを願いながら帰ってきました。
  1. 2010/07/08(木) 10:28:24|
  2. コカリナ
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プロフィール

森の精

Author:森の精
★ 職業:コカリナ製作者
★ 趣味:カメラ・木彫り・水彩画

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