コカリナ工房日記

「コカリナ工房森の精」の日記です。ホームページでお伝えできない日々の出来事などを綴ります。 コカリナは登録商標です。このブログは日本コカリナ協会の許可を得て運営しています。

経木の活用

コカリナは長時間の吹奏を行なうと、ツバが内部に溜まってきます。
その湿気は栓や本体に浸み込みます。その水分でふやけた栓が膨らんで、風道を狭めます。
もともと吹き口から吹き出し口に向かって狭くなっている風道が狭くなりすぎると音が出なくなります。
その対策はそれぞれの方が工夫していらっしゃると思います。
絵葉書を細く短冊状に切って水分を押し出したり、それに吸わせている方が多いと思います。

コカリナ工房森の精ではお納めしたコカリナのアフターサービスとして、修理を承っております。
先日音が出なくなったとのことで、修理の依頼がありました。
早速見てみますと、吹き出し口の手前に紙の繊維が詰まっていて、それが息の流れを遮っているのが原因でした。取り除くとスムーズに音が出ました。
湿気で音が出にくくなり、絵葉書の短冊を何度も抜き差しした為に、湿気で紙の繊維がほつれてきてそれが集まって詰まったものと思われました。

コカリナは閉管ですので、なかなか乾燥に時間がかかります。やはり吸い取ってしまうのが一番簡単な方法と思います。
吸い取り紙ではすぐに繊維の影響が出そうですので使えません。
檜の名刺を細く切って吸い取らせることも考えましたが値段が高いのが難点でした。
そんな折、おにぎりなどを包む経木は水分を吸ってくれるのを思い出しました。
経木なら間伐材で作っているので、樹木の育成にも貢献できるし、値段も安いと言うことで早速試してみました。

IMG_0276.jpg

購入した経木は厚さが0.22mmでした。これを2~3枚重ねて挿し込むと適度に湿気を吸ってくれてなかなか良い具合です。割れやすいので適当に使い捨てして、経木自体が詰まることの無いようにすれば大丈夫と思います。

もっと良い方法を考え出された方がいらっしゃいましたら是非お教え願います。
  1. 2008/11/17(月) 17:51:30|
  2. コカリナ
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★ 職業:コカリナ製作者
★ 趣味:カメラ・木彫り・水彩画

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